けい素鉄
珪素鉄は鉄鋼工業、鋳造工業及びその他の工業生産に広く応用されている。
珪素鉄は製鋼業に欠かせない脱酸素剤である。トーチ鋼では、珪素鉄は脱酸素の沈殿と脱酸素の拡散に用いられる。煉瓦鉄は製鋼における合金剤としても用いられる。鋼に一定量のシリコンを加えることで、鋼の強度、硬度、弾性を著しく向上させ、鋼の透磁率を増加させ、変圧器鋼のヒステリシス損失を低減することができる。
等級 | かがくせいぶん (%) | ||||||
Si% | Al% | Ca% | P% | S% | C% | Fe% | |
≥ | ≤ | ||||||
FeSi75 | 75 | 1.5 | 1 | 0.035 | 0.02 | 0.2 | Balance |
FeSi72 | 72 | 1.5 | 1 | 0.04 | 0.02 | 0.2 | Balance |
FeSi70 | 70 | 1.5 | 1 | 0.04 | 0.02 | 0.2 | Balance |
FeSi65 | 65 | 2 | 1 | 0.04 | 0.02 | 0.2 | Balance |
珪素鉄の用途
1.シリコンと酸素はシリカを合成しやすい。そのため、珪素鉄は製鋼における脱酸素剤としてよく用いられる。同時に、SiO 2は生成時に大量の熱を放出するので、脱酸素と同時に鋼液の温度を高めることも有益である。
2.合金元素添加剤として珪素鉄を使用する。低合金構造鋼、複合鋼、ばね鋼、軸受鋼、耐熱鋼、電気工学用珪素鋼に広く応用されている。
3.珪素鉄は鉄合金の生産と化学工業に用いられる。還元剤としてよく用いられる。シリコン含有量は95%〜9%である。
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